英語学習に飽きてしまい、
- なかなか英語力が伸ばせない
- 英語学習は面白くない
- 結局三日坊主でやめてしまった
このような悩みをお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか?
こんな時に無理に英語学習を続けても効率が上がらないばかりか、英語学習自体が嫌になってしまいます。
英語学習に挫折する理由は必ずあります。
本日は英語学習に飽きる理由を3つに分けて紹介します。
またどうやってその状態を打破するかについても、私の考え方をシェアします。
1.英語学習に飽きる根本的なメカニズム
英語学習に飽きるパターンはたくさんありますが、あることが共通しているように思えます。
それは「思ったように英語が上達しないこと」です。
多くの人にとって英語学習の目的は「英語でコミュニケーションができるようになること」であったり、「英語で書かれたものをストレスなく読めるようになること」だと思います。
それがうまく達成されないとモチベーションが下がり学習を継続できなくなってしまっているように見えます。
この後この大原則を意識しながら、なぜ飽きるのかを3つの理由に分けて解説します。
2.理由①:英語を学ぶ目的が明確でない
英語を学ぶ目的は明確になっていますか?
英語を学ぶ目的が曖昧だと、英語が上達したと感じられるまで我慢して勉強することができません。
ある程度会話ができるレベルまで到達するまでが一番挫折をしやすいポイントです。
ここでいう”目的”は、「英語を話せたら役に立つから」や「英語が読めると便利だから」と言ったような軽い動機では不十分です。
一番挫折の多いこの期間に、モチベーションを維持するためには、「身につけた英語で何をしたいのか」、「学ばなければどうなってしまうのか」をしっかり明確にしましょう。
☆打破する方法
・英語を習得するメリットをできるだけリアルに想像する
英語を使って外国の方とコミュニケーションをしたり、仕事で活躍したりしている姿を思い浮かべましょう。プラスのモチベーションを認識できます。
・英語ができなくて困ることをできるだけリアルに想像する
海外旅行でコミュニケーションが取れずに困ったり、仕事で英語ができず困っている姿を思い浮かべましょう。マイナスのモチベーションを認識できます。
・英語学習を一旦諦める
英語学習のモチベーションをはっきり認識できない場合は、英語学習の優先順位が高くない可能性があります。ひとまずやめてしまって、本当に学習熱が高まった時に再開してもいいと思います。
3.理由②:1日の英語学習に割く時間が少ない
充分な学習時間を毎日確保できていますか?
ある程度の英会話ができるレベルまで英語力を上げるにはそれなりに時間がかかります。
1日あたりの英語学習の時間が少なければ少ないほど、トータルでかかる日数は長くなり、場合によっては1〜2年以上、英会話が苦手と感じたままで我慢をしなければならない計算になります。
また、短期間にまとめて集中して覚えたことは強い記憶として残りますが、長期間をかけてだらだらと学習したことは記憶に残りにくいです。
本気で英語学習を継続して英語を使えるようになりたいのであれば、英語学習を初めた頃は特に、1日に2〜3時間の学習時間を確保することを強くお勧めします。
☆打破する方法
・1日のスケジュールを書き出し、英語学習に割ける時間を割り出す
起床後、通勤中、昼休み、夕食後等、使える時間が何時間あるか計算してみましょう。
・NHKニュースを英語副音声で観る
NHKニュースの「ニュース7」と「ニュースウォッチ9」は副音声に対応していて、英語で視聴できます。音声のみだと内容がわからなくても、映像で理解できます。英語学習として役立ててみましょう。
4.理由③:英語力の自己分析が不十分
正しく自分の英語力が診断できてますか?
英語学習にかけるモチベーションが高く、時間をかけていても、使用する教材やサービスが自分のレベルに合ってないと、思ったように英語力が伸びずモチベーションが折れやすくなります。
特に最初の頃の学習は非常に重要です。
しかし自分の英語力を客観的に認識するのは非常に難しいものです。
背伸びをせず、中学や高校英語の内容から初めて、マスターしたと思えたら徐々にステップアップをしていくほうが、結果として学習習慣として根付きやすいです。
☆打破する方法
・TOEICや英検の教材を使わない
TOEICや英検は、目指すレベルにもよりますが、初心者の教材としてはレベルが高いです。
また、普段の英会話で使わない単語や表現も多いので効率が悪いです。
英会話の学習を中心として英語力を高めていけば、結果としてこうした試験の点数も上がるので、あまり心配し過ぎなくて良いと思います。
・中学英語や高校英語の教材を復習する
学習したことがない内容より、一度学習したことがあるものを復習する方が記憶に定着しやすいです。最初に勢いをつける意味でも、復習から入った方が結果として学習を継続しやすいです。
5.番外編:英語を一緒に学ぶ仲間がいない?
これも一見挫折する原因の一つのように思いますが、私は違うと思っています。というのも英語学習を一緒にやる仲間が仮に英語学習をやめてしまった場合、あなたも道連れになってしまうからです。
もし一緒に勉強する仲間がいなくて英語学習が続かないと思っているのだったら、そもそも英語学習に対するモチベーションが高くない可能性があります。
まずは自分の英語学習の目的を振り返ることが良いでしょう。
まとめ
英語学習で成果を出すのは一朝一夕にはいきません。
まずは自分のプライドを一旦脇に置き、中学校や高校のレベルの教材で基礎的な知識の定着を図り自信をつけましょう。自信がつけば、基礎的な英会話くらいならなんとかできるようになります。
ここまで来れば、「もっとうまく話したい」「会話で盛り上がりたい」と言う意欲が出てくるので、挫折はしにくくなります。
また英語学習のモチベーションを設定するという意味でも、早めにオンライン英会話を始めるのも有効な手段のひとつです。このブログでも、オンライン英会話についていくつも記事を書いていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Practice makes perfect!
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